TFLの遺伝子
GWも明け、第2期生後期、第3期生の授業も本格稼働。エンジンの回転数も上がってきました。私、木内はこの2018年度第1タームは、ブランドディレクター4月生の「コンセプトメイキング」、バイヤー&EC10月生の「産学協同」授業を受け持っているのですが、自分の授業は自分では撮影できないのでこちらのご報告を。
昼間部ファッションデジタルデザイン専攻。デジタルデザインと言いながら、絵面を見るとがっつりアナログ。笑
しかしこれが重要なポイントで、テクノロジーやデジタルスキルというのは、イノベーションを起こしていく上でのツールのひとつであって、テックありき、デジタルありきではありません。それらがツールである以上、それを使う人々や社会にフォーカスしなければ適切な課題解決へのソリューションは提供できません。適切なポイントとタイミングで、適切なテクノロジーを活用するためにこそ、こうした感覚的でアナログな本質をとらえる体験が必要です。そうして自らのブランドを作り上げグローバルに展開していくために、彼らは更にマーケティング、商品企画なども学んでいきます。
そしてこちらはブランドディレクターコース。短期間でブランドの構築、運営ノウハウを習得し、起業、独立、就転職を目指すこのコースでは、このタイミングで既にブランドのアイテム構成、シーズンMDを現場さながらに実践していきます。
コンセプトメイキングのような内省的な掘り下げと、ビジネス感覚、そして物理的な服の構造を理解するパターン、ソーイングの授業と、全方位で彼らのネクストキャリアをサポートします。
2年目に入り、更なる高みを目指す道のりは今始まったばかり。
TFLの遺伝子を引き継ぐ者たちの、これからに期待しましょう。
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